「ドルツを買おうと思ったけれど、EW-DP58とかEW-DA19とか、型番が多すぎて選べない」——数字とアルファベットが並ぶだけなので、どこで何が変わるのか分かりにくいですよね。
先に結論をお伝えします。ドルツ選びで先に見るべき差は2つだけです。ひとつは「押しつけ防止センサーの記載があるかどうか」、もうひとつは「振動がヨコだけか、ヨコ+タタキの2方向か」。この2つで、候補はかなり絞れます。
この記事は実機のレビューではなく、パナソニック公式サイトの仕様ページを1機種ずつ照合して整理したものです。現役歯科医師として、どこまでが必要な差なのかもあわせてお伝えします。電動歯ブラシの選び方で挙げたチェックポイントに沿って見ていきましょう。
※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
ドルツのシリーズは何が違う?

この記事では、充電式の音波振動ハブラシ8機種(EW-DT88・DP58・DP38・DP57・DP37・DA49・DA19・DM74)を比較します。乾電池式のポケットドルツ、水流洗浄器のジェットウォッシャー、こども用は対象外です。まず共通部分から見ていきましょう。
比較した8機種で共通している部分
ドルツの基本は、細かい高速振動で歯垢(プラーク/細菌のかたまり)を落とす「音波振動」です。ヨコ方向の振動数は、比較した8機種すべてが「毎分約31,000ブラシストローク」と表示されています。
そのほか、IPX7の防水設計、モード(またはコース)の記憶機能、充電催促機能も各機種に付いています。
ただし、公称の振動数が同じであることと、実際の清掃性能が同じであることは別の話です。モーターの制御や付属するブラシの種類は機種によって異なり、機種どうしを同じ条件で比べた独立した試験は確認できませんでした。この記事では「公称のヨコ振動数の表示は共通」という事実までにとどめます。
上位モデルで増えるもの
公式の仕様ページを1機種ずつ照合すると、上位モデルで増えるのは主に次の4つです。
- タタキ方向の振動:ヨコだけの機種と、ヨコ+タタキの「W音波振動」の機種がある
- モード数:3モードから6モードまで
- センサーの種類:押しつけ防止センサーに加え、最上位は磨き角度センサーなども搭載
- 付属する替えブラシと携帯ケース:1本だけの機種から、4本+ケース付きまで
言いかえると、ヨコの振動という土台は共通で、そこに機能と付属品が積み上がっていく構成です。ここが機種選びの前提になります。

ドルツはね、値段が上がってもヨコの振動数はどの機種も同じなんだ。増えるのはタタキの動きとモード、あとは付いてくるブラシの本数。だから「高い=よく磨ける」と単純に考えなくて大丈夫だよ。
【一覧表】ドルツ充電式8機種の違いを比較
パナソニック公式の仕様ページの表示をもとに、8機種を1つの表にまとめました。EW-DP57・EW-DP37は現行の1つ前のモデルですが、通販では今も並んで売られているため、あえて同じ表に入れています。
振動方式・モード・センサーの早見表
| 型番 | 振動方式 | 振動数(ヨコ/タタキ) | モード | 押しつけ防止センサー | 電池の持ちの目安 | 海外使用 | 付属ブラシ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| EW-DT88 | W音波振動 | 約31,000/約20,000 | 6(カスタム含む) | あり(プロ) | 約11〜16日 | 国内使用のみ | 4本+携帯ケース |
| EW-DP58 | W音波振動 | 約31,000/約20,000 | 5 | あり | 約11〜22日 | 海外両用 | 2本+携帯ケース |
| EW-DP38 | W音波振動 | 約31,000/約20,000 | 4 | あり | 約11〜22日 | 海外両用 | 1本 |
| EW-DP57(旧) | W音波振動 | 約31,000/約12,000 | 5 | あり | 約11〜22日 | 海外両用 | 3本 |
| EW-DP37(旧) | W音波振動 | 約31,000/約12,000 | 3 | あり | 約11〜22日 | 海外両用 | 1本 |
| EW-DA49 | 音波振動(ヨコ磨き) | 約31,000/― | 3 | あり | 約22日 | 海外両用 | 3本+携帯ケース |
| EW-DA19 | 音波振動(ヨコ磨き) | 約31,000/― | 3 | あり | 約22日 | 海外両用 | 1本 |
| EW-DM74 | 音波振動 | 約31,000/― | 3 | 記載なし | 約22日 | 海外両用 | 1本 |
※2026年7月29日時点で、パナソニック公式サイトの各機種の仕様ページに表示されていた内容です。振動数の単位はブラシストローク/分。電池の持ちは公式が示す所定条件での目安で、W音波振動の機種はモードによって幅があります。EW-DT88は仕様ページに6つのモード名が記載され、製品ページでは「5モード(4モード+カスタマイズ)」と表示されています。価格は販売店によって異なるため、この表には含めていません。なお、EW-DA19・EW-DA49は2026年9月1日発売予定の新モデルです(本記事の執筆時点では予約受付中)。今すぐ購入できる現行モデルはEW-DA18・EW-DA48で、公式の仕様表示ではどちらもヨコ約31,000ブラシストローク・3モード・押しつけ防止センサー・海外両用と、新モデルとほぼ同じ内容です。
「W音波振動」と「ヨコ磨き」は何が違う?
W音波振動とは、ヨコ方向の振動に、歯と歯の間に向かうタタキ方向の振動を組み合わせた方式のことです。パナソニックは、ヨコの動きで歯周ポケット、タタキの動きで歯間にアプローチすると説明しています。
一方、EW-DA49・DA19・DM74はヨコ方向のみです。ここが、ドルツのラインナップでいちばん大きな分かれ目になります。
ただし、歯科の立場としてお伝えしたいことがあります。タタキ方向の振動があっても、歯と歯の間の清掃はフロスや歯間ブラシの代わりにはなりません。この点は後ほど詳しく説明します。
中堅モデル(DA49・DP38)は「あえて選ぶ理由」が付属品です

ここが、ドルツ選びでいちばん分かりにくいところです。ドルツの中堅モデルは、機能ではなく付属品で価格が刻まれています。
- EW-DA49とEW-DA19:公式の仕様表示上、振動方式・振動数・モード・機能・充電時間・使用時間・寸法・質量がすべて同じです。違いは、付属する替えブラシ2本と携帯ケースの有無でした。
- EW-DP58とEW-DP38:どちらもW音波振動で振動数は同じ。違いはモードが1つ(センシティブ)と、付属ブラシ・携帯ケースです。
つまり中堅の2機種は、片方(DA49)は「本体は入門機と同じで付属品が増えるだけ」、もう片方(DP38)は「機能は上位機と同じで付属品は1本だけ」という、きれいに噛み合わない並びになっています。
替えブラシは消耗品なので、付属が多いこと自体は損ではありません。ただ「中堅を選べば機能も中間になる」と思って買うと、期待とズレます。本体の性能で選ぶのか、付属品で選ぶのかを分けて考えてください。
替えブラシは「機種ごとの対応確認」が必要です
購入前に見落としやすいのが替えブラシです。ドルツの替えブラシは用途別に分かれていて、歯間フィットブラシ・トータルケアブラシ・極細毛ブラシ・ポイント磨きブラシなど、公式サイトに15種類ほどが並んでいます。
注意したいのは、公式の替えブラシ一覧ページには、それぞれの対応機種が書かれていないことです。パナソニックは対応関係を「交換品互換一覧」として別に公開しているため、購入前にそちらで自分の機種を確認してください。
オーラルB iOのように「シリーズ共通」と明記されているわけではありません。本体を選ぶときは「その機種で使える替えブラシがどれか」までセットで確認しておくと安心です。実際、EW-DM74の付属ブラシは「クリーン&ホワイトブラシ」で、上位機種の付属ブラシとは異なります。
ドルツ選びで最初に見るべきは押しつけ防止センサー
モード数や振動方式より先に、押しつけ防止センサーの記載があるかどうかを確認してください。
なぜモード数より優先なのか
電動歯ブラシでは、強く押し当てる使い方に注意が必要です。強い力で磨き続けることは、歯ぐきや歯の根元を傷める要因の一つと考えられています。ただし、歯ぐきが下がる原因は歯周病や歯並びなど複数あります。
電動歯ブラシは自分で動かさないぶん、つい押し当ててしまいがちです。押しつけ防止センサーは、その「気づきにくい癖」を音や光で教えてくれる機能なので、モードが1つ多いことよりも実用的な価値があります。
公式に記載があるのはEW-DA19以上

今回照合したなかで、仕様ページの機能欄に押しつけ防止センサーの記載がなかったのはEW-DM74だけでした。DA19以上のすべての機種には記載があります。
「記載がない=搭載されていない」と断定はできませんが、センサーを重視するなら、EW-DA19以上から選ぶのが分かりやすい区切りになります。ここが、ドルツで最初に引くべき線です。

強く磨きすぎていることって、自分ではなかなか気づけないんだ。だからモードの数を比べる前に、押しつけを知らせてくれる機能があるかを先に見てほしい。
番号が大きいほど上位、とは限りません
これは見落とされやすいので、はっきりお伝えします。ドルツも、価格帯が上がるほどすべての項目で優れている、という並びにはなっていません。
最上位のEW-DT88は「国内使用のみ」
公式の仕様ページを見ると、最上位のEW-DT88の機能欄には「国内使用のみ」と記載されています。一方、EW-DP58・DP38・DA49・DA19・DM74はいずれも「海外両用 AC100〜240V」です。
海外出張や旅行が多い方にとっては、いちばん高いモデルがいちばん不便になるという逆転が起きます。
電池の持ちはEW-DP58・DP38のほうが長い
もうひとつの逆転が電池です。公式表示では次のようになっています。
- EW-DT88:Wクリーン・Wガムモード時 約11日間(約45分)/その他のモード時 約16日間(約66分)
- EW-DP58・DP38:Wクリーン・Wガムモード時 約11日間(約45分)/その他のモード時 約22日間(約90分)
W音波振動を使うモードでは同じですが、それ以外のモードで使ったときの持ちは、最上位より下位の機種のほうが長いという表示になっています。
アプリ連携やナビ機能は必要か
EW-DT88には、ブラッシングナビや磨き角度センサー、動かしすぎ検知といった記録・ガイド機能が付いています。磨き方の癖を自分で把握したい方には価値があります。
ただしこれらはモーターの公称振動数を上げる機能ではなく、磨き方の確認や改善を支援する機能です。継続して使う見込みがあるかどうかで判断してください。
型番が1つ違うだけで別物:DP57とDP58、DP37とDP38

今回いちばんお伝えしたい注意点です。ドルツは、新旧モデルの型番が数字1つしか違いません。EW-DP57とEW-DP58、EW-DP37とEW-DP38。通販では両方が並んで売られているため、見間違えると別物が届きます。
タタキ方向が約12,000から約20,000に変わりました
公式の仕様表示を並べると、こうなります。
- EW-DP57・DP37(旧):ヨコ 約31,000/タタキ 約12,000ブラシストローク/分
- EW-DP58・DP38(新):ヨコ 約31,000/タタキ 約20,000ブラシストローク/分
ヨコは同じで、変わったのはタタキ方向の回数です。あわせて本体質量も、旧モデルの約110gから新モデルは約95gへと軽くなっています。
一方で、充電時間は約3時間から約7時間に伸びています
ここが単純な「新しいほど良い」にならない部分です。フル充電にかかる時間は、旧モデルが約3時間、新モデルは約7時間と表示されています。
どちらも6分のクイックチャージで約2分間使えるため、日常で困る場面は多くありません。ただ「新型のほうがすべて優れている」わけではないことは知っておいてください。
旧モデルを選んでもいいのか
用途によっては十分な選択肢になります。ヨコの振動数もセンサーも海外両用も同じで、違いはタタキの回数と重さ、充電時間です。
ただし注意点があります。旧モデルには、新モデルの付属ブラシである「歯間フィットブラシ」が付いていません。付属品の内容が変わっているので、型番だけでなく付属ブラシの表示まで必ず確認してください。

57と58、37と38。数字ひとつしか違わないのに中身は別物なんだ。安く出ているものは旧モデルのことがあるから、注文する前に型番をもう一度だけ見てほしい。
W音波振動があれば、フロスはいらない?
答えは「いりません、とは言えません」です。W音波振動があっても、フロスや歯間ブラシは必要です。
メーカーの説明と、歯科の立場
パナソニックは、タタキ方向の振動と専用ブラシの組み合わせで歯間の歯垢除去力が高まると説明しています。これは同社の従来品との比較にもとづく表示です。
一方で、電動歯ブラシと歯間清掃用具を同じ土俵で比べた研究で、電動歯ブラシがフロスの代わりになると示したものは確認できませんでした。電動歯ブラシの有効性を示したコクランレビューも、あくまで「手磨きとの比較」です。
歯と歯の間は、フロス・歯間ブラシが基本です
歯ブラシの毛先が届くのは、歯の面と歯ぐきのきわまでです。歯と歯が接している部分は、歯ブラシだけで十分に清掃することが難しい場所です。厚生労働省も、歯間部の清掃にはデンタルフロスや歯間ブラシを使うことをすすめています。
おすすめの組み合わせ
基本的な組み合わせは、次のとおりです。
- 電動歯ブラシ:歯の面と歯ぐきのきわを、力を入れずに
- フロスまたは歯間ブラシ:1日1回、歯と歯の間を
- ポイント磨きブラシ(後述):磨きにくい場所だけピンポイントで
くわしい使い分けはデンタルフロスの選び方でまとめています。電動歯ブラシに買い替えても、フロスをやめないでください。これがいちばん伝えたいことです。
ドルツならではの強み「ポイント磨きブラシ」

ここはドルツを選ぶ大きな理由になり得るので、独立して説明します。
比較した3シリーズでは、ワンタフト相当があるのはドルツだけ
ポイント磨きブラシとは、毛束を小さくまとめた、1か所を狙って磨くためのブラシのことです。手用歯ブラシでいうワンタフトブラシにあたります。
当ブログではこれまでオーラルB iOシリーズの違いとソニッケアーのシリーズ比較を書きました。2026年7月時点で、オーラルB iOとソニッケアーの日本向け公式ラインナップでは、ワンタフト相当の純正ブラシを確認できませんでした。一方でドルツには、極細毛ポイント磨きブラシが純正ラインナップとして用意されています。
なお、これは比較した3シリーズのなかでの話です。ほかのメーカー(クラプロックスなど)には、シングルタイプのブラシを用意しているものもあります。
公式ページでは「毛先が入り込みやすく、歯並びの悪い箇所や歯列矯正など磨きにくいところをきれいに磨けます」と説明されています。
どこに使いやすいのか
実際に磨き残しが出やすいのは、次のような場所です。
- いちばん奥の歯の、さらに奥側(親知らずがある方は特に)
- 矯正装置のまわり
- 歯が重なって並んでいるところ
- 被せ物やブリッジのきわ
こうした場所は、ヘッドの大きなブラシでは毛先を当てにくいことがあります。「本体は電動、狙い撃ちはポイント磨き」という組み合わせが作れるのは、ドルツの実用的な強みです。なお、EW-DT88・DA49・DP57には最初から付属しています。
オーラルB・ソニッケアー・ドルツの違いを比較
3メーカーを実際に照合してきたので、違いを整理します。
3社の方式と考え方の違い
| オーラルB iO | ソニッケアー | ドルツ | |
|---|---|---|---|
| 方式 | 回転振動式 | 音波式 | 音波式(上位はヨコ+タタキ) |
| 当て方 | 1本ずつ当てる | 軽く当てて滑らせる | 軽く当てて滑らせる |
| 共通している土台 | 替えブラシがシリーズ共通 | 公称振動数が全機種共通 | ヨコの振動数が全機種共通 |
| 上位で増えるもの | モード数・画面・充電の速さ・アプリ | モード数・強さ設定・電池 | タタキ振動・モード数・センサー・付属品 |
| ワンタフト相当の純正ブラシ | 確認できず | 確認できず | あり |
| 番号順=性能順か | おおむね一致 | 一致しない | 一致しない(最上位は国内使用のみ) |
※各社公式サイトの表示にもとづく整理です(2026年7月時点)。清掃効果を3社間で直接比べた独立した試験は確認できませんでした。
迷ったときの決め方
どれがいちばん優れているか、という質問には答えが出せません。同じ条件で3社を比べた独立した試験が確認できないためです。そこで、選び分けの目安をお伝えします。
- 丸型ブラシを1本ずつ当てて磨きたい/2014年のコクランレビューで研究数が多かった回転振動式を選びたい → オーラルB iO
- 細長いブラシを軽く滑らせて磨きたい/シンプルな操作がいい → ソニッケアー
- ワンタフトも純正でそろえたい/海外でも使いたい → ドルツ
使い心地の感じ方には個人差があります。可能であれば、店頭で持ったときの重さや太さも確かめてみてください。
目的別のドルツおすすめ
ここまでの整理をもとに、目的別にまとめます。
はじめての1本なら:EW-DA18(EW-DA19の現行モデル)
ヨコ方向の音波振動、3モード、押しつけ防止センサー、海外両用、充電約2時間で約22日間。必要な機能はひととおりそろっていて、余計なものが付いていません。
ここで1つ注意があります。EW-DA19・EW-DA49は2026年9月1日発売予定の新モデルで、今すぐ購入できるのは現行のEW-DA18・EW-DA48です。公式の仕様表示を見るかぎり、EW-DA18はヨコ約31,000ブラシストローク・3モード・押しつけ防止センサー・海外両用・充電約2時間で約22日間と、EW-DA19とほぼ同じ内容です。今すぐ使い始めたいならEW-DA18、9月まで待てるならEW-DA19と考えると選びやすくなります。
W音波振動を試したいなら:EW-DP38
ヨコ約31,000+タタキ約20,000の現行仕様で、押しつけ防止センサーも海外両用も備えています。上位のEW-DP58との差は、モードが1つと付属品だけです。付属ブラシは歯間フィット1本なので、替えブラシは別途そろえる前提で考えてください。
一台で完結させたいなら:EW-DP58
W音波振動に加えて5モード、歯間フィットブラシとトータルケアブラシの2本、携帯ケースまで付属します。あとから買い足す手間を省きたい方向けです。
海外出張・旅行が多いなら:EW-DT88は避ける
くり返しになりますが、最上位のEW-DT88は公式の機能欄に「国内使用のみ」と記載されています。海外で使う予定があるなら、EW-DP58やEW-DA49など「海外両用」の表示がある機種を選んでください。
ドルツのよくある質問(FAQ)
Q. いちばん安いEW-DM74でも十分ですか?
A. ヨコの振動数は上位モデルと同じ表示です。ただし公式の機能欄に押しつけ防止センサーの記載があるのは、EW-DA19以上でした。押しつけが心配な方はDA19まで上げることを検討してください。
Q. W音波振動がないと困りますか?
A. 困るとは言えません。ヨコ方向の振動数は全機種共通で、歯と歯の間の清掃はフロスや歯間ブラシが基本です。W音波振動は「あると選択肢が増える機能」と考えてください。
Q. EW-DP57とEW-DP58は何が違いますか?
A. タタキ方向の振動が約12,000から約20,000へ、本体質量が約110gから約95gへ変わっています。一方で充電時間は約3時間から約7時間に伸びており、付属ブラシの内容も異なります。
Q. EW-DA49とEW-DA19の違いは何ですか?
A. 公式の仕様表示上、本体の内容は同じです。違いは付属する替えブラシ2本(極細毛・ポイント磨き)と携帯ケースの有無でした。
Q. 替えブラシはどの機種でも共通ですか?
A. 公式の替えブラシ一覧ページには対応機種の記載がなく、共通とは明記されていません。パナソニックが公開している交換品互換一覧で、購入前に対応を確認してください。
Q. 使い始めてから歯ぐきが下がってきた気がします。
A. 歯ぐきが下がる原因は一つではありません。押しつけが強すぎないか、当て方が合っているかを確認したうえで、気になる状態が続く場合はかかりつけの歯科医院で相談してください。
まとめ:先に見るべきは「センサー」と「振動の方向」

ドルツは型番が多く見えますが、先に見る差は2つだけです。
- 押しつけ防止センサーの記載があるのはEW-DA19以上。ここが最初に引く線
- ヨコだけか、ヨコ+タタキ(W音波振動)か。ヨコの振動数はどの機種も共通
- 中堅モデルの差は主に付属品。DA49はDA19と本体が同じ、DP38はDP58と機能がほぼ同じ
- 番号順=性能順ではない。最上位のDT88は国内使用のみで、電池の持ちはDP58・DP38が長い
- DP57とDP58、DP37とDP38は別物。注文前に型番と付属ブラシを確認する
- 比較した3シリーズのなかで、純正のポイント磨きブラシがあるのはドルツ。ただしフロスの代わりにはならない
高い機種を選ぶこと自体が悪いわけではありません。ただ「その差額で何が増えるのか」を知って選べば、後悔しにくくなります。ほかのメーカーも含めた選び方は電動歯ブラシの選び方でまとめていますので、あわせてご覧ください。

結局のところ、毎日続けられて、フロスと一緒に使えているかがいちばん大事なんだ。道具は続けてこそ効果が出るからね。
参考文献・出典
- パナソニック公式|オーラルケア(電動歯ブラシ・水流洗浄器)比較表
- パナソニック公式|EW-DT88 仕様
- パナソニック公式|EW-DP58 仕様
- パナソニック公式|EW-DP38 仕様
- パナソニック公式|EW-DP57 仕様
- パナソニック公式|EW-DP37 仕様
- パナソニック公式|EW-DA49 仕様
- パナソニック公式|EW-DA19 仕様
- パナソニック公式|EW-DM74 仕様
- パナソニック公式|ドルツ 替ブラシ
- Yaacob M, et al. Powered versus manual toothbrushing for oral health. Cochrane Database of Systematic Reviews 2014, Issue 6. CD002281.(PubMed/Cochrane)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット|歯間部清掃(デンタルフロス・歯間ブラシ)



コメント