フロアフロスを毎日使う理由|歯ぐきにやさしいフロスを正直レビュー

おすすめケア用品

「歯ぐきのためにフロスを使いたいけど、痛くて続かない」「フロアフロスって実際どうなの?」と気になっていませんか。

結論から言うと、フロアフロスは使うたびに「ごっそり取れた」と実感できるのに、歯ぐきへの当たりはやさしいデンタルフロスです。歯ぐきのケアを重視する方はもちろん、フロス選びに迷っている方にまずおすすめしたい1本です。

この記事では、実際に毎日使っている現役歯科医師が、フロアフロスの特徴と使い方、サイズの選び方まで正直にレビューします。デンタルフロス全体の選び方とあわせて参考にしてください。

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

フロアフロスとは?

歯ぐきのきわに沿うフロアフロスの糸の図解

フロアフロスとは、株式会社オーラルケアが販売する、歯周病予防を目的に作られたロールタイプのデンタルフロスです。公式サイトでは「歯周病の原因となるのは、歯ぐきの中にひそむプラーク(細菌のかたまり)。それを取り除くためにつくられたのがこのフロス」と紹介されています。歯と歯の間だけでなく、歯ぐきのきわに残りやすいプラークまで意識して使えるのが、ほかのフロスにない個性です。

しょう

フロスというと「歯間の食べかす取り」のイメージが強いけど、歯周病予防で本当に大事なのは、歯ぐきの中にひそむプラークなんだ。フロアフロスはそこを狙って作られた、ちょっと珍しいフロスだよ。

フロアフロスの特徴は?【3つ】

フロアフロスの糸がフワッと広がる対比図解

フロアフロスの特徴は、「384本の繊維がフワッと広がる」「歯ぐきにやさしい設計」「切れにくい丈夫な糸」の3つです。

384本の繊維がフワッと広がる

公式サイトによると、フロアフロスは384本もの繊維でできており、使うと糸がフワッと広がるのが特長です。広がった繊維が歯の面に沿って汚れを絡め取るので、使ったあとに汚れが取れた実感を得やすいフロスです。これは自分が毎日使っていて、いちばん気に入っているポイントです。

歯ぐきにやさしい設計

フワッと広がった糸はあたりがやわらかく、公式でも、歯ぐきに配慮しながらプラークを絡め取る設計とされています。自分の使用感でも、歯ぐきのきわに触れたときの痛みを感じにくく、これなら毎日続けられると思えるやさしさです。ただし、どんなフロスでも勢いよく入れれば歯ぐきを傷つけます。使い方はのちほど解説します。

切れにくい丈夫な糸(イタリア・ミラノ産)

糸は「繊維の国イタリア・ミラノ産」。細い繊維の集まりなのに丈夫で、詰め物やかぶせ物の間を通しても切れにくいのが利点です。自分は毎日使っていますが、糸が切れたことはまだ一度もありません。

しょう

毎日使っていて糸が切れたことは一度もないよ。逆に言うと、もしフロスが毎回同じ場所で切れるなら、それはフロスのせいじゃなくて、かぶせ物の劣化や段差のサインかもしれない。そんなときは歯医者さんでチェックしてもらってね。

毎日使っている感想【メリット・デメリット】

フロアフロスを使ってすっきり微笑む男性

いろいろなフロスを使い比べてきて、歯ぐきのケア重視で選ぶなら、自分がいちばん手に取っているのがフロアフロスです。良かった点と、正直に気になる点の両方をお伝えします。

良かったところ5つ

  • 「ごっそり取れた感」がある:広がった糸が汚れを絡め取る実感
  • 歯ぐきに当たっても痛みにくい:きわのケアが怖くなくなる
  • 糸が切れない安心感:毎日使って切れたことがまだない
  • 使ったあとのすっきり感:口の中がさっぱりする感じで、習慣が続く
  • 詰め物・かぶせ物があっても使いやすい:丈夫な糸で通しやすい

正直、気になるところ

ひとつは、市販の安価なフロスと比べると値段がやや高めなこと。もうひとつは、歯科向けの製品のため、一般のドラッグストアでは店舗によって取り扱いが限られることです。また、ワックスタイプのようなツルッとした滑りとは性格が違うので、歯間がきつい場所では最初ゆっくり入れる意識が必要です。とはいえ、使用感や続けやすさを重視する方なら、値段分の価値を感じやすいフロスだと思います。

続けるつもりなら250m、まず試したい方は45mが目安です(サイズ選びはこの後で詳しく解説します)。

しょう

たまに他のフロスを使ってみると、改めてフロアフロスの良さに気づくんだ。結局、いつもこれに戻ってくるんだよね。

フロアフロスの使い方

コツは「ゆっくり入れて、歯に沿わせて、歯ぐきのきわまでやさしく」です。糸を左右に動かしながらゆっくり歯間に入れ、歯の面に沿わせて上下に動かします。フワッと広がった糸で、歯ぐきのきわまでやさしくなでるように動かすのがフロアフロスらしい使い方です。勢いよく「パチン」と入れるのは歯ぐきを傷つけるのでNG。

タイミングは夜の1日1回が目安。研究では「フロス→歯みがき」の順序が、歯間のプラーク減少などの面で有利だったという報告もあります。順番に迷う方は、まずこの順で試してみるとよいでしょう。

最初は歯ぐきから血がにじむことがありますが、毎日やさしく続けるうちに落ち着いてくることが多いです。臨床では、出血が怖くてフロスをやめてしまう方も多いのですが、力を入れずに歯面へ沿わせる使い方を覚えると続けやすくなります。出血が続く場合や、腫れ・痛みが気になる場合は、歯周病が隠れていることもあるため歯科医院で確認してもらってください。

どこで買える?【45mと250m、どっちを選ぶ?】

フロアフロスの3サイズ(45m・250m・250m詰め替え用)

フロアフロスは、取り扱いのある歯科医院や、Amazon・楽天などのネット通販で購入できます。一般のドラッグストアでは店舗によって取り扱いが限られるため、ネット通販のほうが探しやすいです。

サイズは45m・250m・250m詰め替え用の3種類。まず試すなら45m、続けるつもりなら250m、2回目からは詰め替え用という流れが経済的です。ほかに、初心者向けの「スタートアップ」、ブリッジ・インプラント・矯正装置まわりに通しやすいスレッダー付きの「セイビング」という姉妹品もあります。

サイズ向いている人ポイント
45m初めて試す方小さく試しやすい/続けるなら割高になりやすい
250m毎日続ける方1回あたりのコストを抑えやすい/ボトルの見た目もおしゃれ
250m 詰め替え用リピートする方2回目以降はさらに経済的(初回はボトル入りを)
フロアフロスのサイズの選び方(出典:オーラルケア公式のサイズ展開をもとに作成)
しょう

ちなみに、自分が家に置いているのは250m。ボトルの見た目がスタイリッシュで、洗面台に出しっぱなしでも様になるのが気に入っているんだ。なくなりそうになったら詰め替えを買い足す、という使い方に落ち着いたよ。

フロアフロスが合う人・ほかの選択肢

フロアフロスが合うのは、「歯ぐきのケアを重視したい方」「フロスの痛さで挫折したことがある方」「汚れが取れた実感がほしい方」です。

重視したいことおすすめ
歯ぐきへのやさしさ・汚れが取れた実感フロアフロス
ツルッとした滑り・ミントの爽快感ルシェロ フロス ミントワックス
まずは手軽なホルダータイプからフロスの選び方(ハブ記事)を参照
フロス選びの目安(著者の使用感によるまとめ)

ツルッとしたすべりやすさを重視する方にはルシェロ フロス ミントワックス、フロス自体が初めての方はデンタルフロスの選び方から読むのがおすすめです。

フロアフロスを使うときの注意点

フロスは歯間ケアの強い味方ですが、フロスだけで歯周病が治るわけではありません。歯ぐきの腫れや出血が続く場合は、歯石や歯周ポケットが関係していることも多いため、歯科医院での検査・クリーニングとあわせてケアするのが基本です。また、歯ぐきが下がってすき間が広い部位は、歯間ブラシのほうが合うこともあります。

よくある質問(FAQ)

Q. フロアフロスは痛くないですか?
A. 自分の使用感では、糸がフワッと広がるぶん歯ぐきへの当たりがやさしく、痛みを感じにくいフロスです。ただし勢いよく入れればどんなフロスでも痛みます。ゆっくり入れるのがコツです。

Q. 使うと血が出ます。やめたほうがいいですか?
A. 使い始めは、歯ぐきに炎症があると血がにじむことがあります。毎日やさしく続けると落ち着いてくることが多いですが、出血が続く場合や腫れ・痛みが気になる場合は、歯周病が隠れていることもあるため歯科医院で確認してもらいましょう。

Q. 45mと250m、どちらを買えばいいですか?
A. 初めてなら45m、続けるつもりなら250mがおすすめです。1回あたりのコストを抑えやすく、見た目もすっきりしたボトルで洗面台に置きやすいサイズです。2回目からは250mの詰め替え用を選ぶとさらに経済的です。

Q. フロアフロスは高くないですか?
A. 市販の安価なフロスと比べると価格はやや高めです。ただ、250mサイズや詰め替え用を選ぶと1回あたりのコストは抑えやすくなります。使用感や続けやすさを重視する方には、検討する価値があると思います。

Q. スタートアップやセイビングとの違いは何ですか?
A. スタートアップは初心者向けの姉妹品、セイビングはブリッジ・インプラント・矯正装置のまわりに糸を通しやすいスレッダー付きの姉妹品です。通常のフロアフロスから始めれば十分です。

Q. フロアフロスはどこで買えますか?
A. 取り扱いのある歯科医院や、Amazon・楽天などのネット通販で購入できます。一般のドラッグストアでは店舗によって取り扱いが限られます。

Q. ルシェロフロスとどちらがいいですか?
A. 歯ぐきへのやさしさと「取れた感」を重視するならフロアフロス、ワックスのツルッとした滑りやミントの爽快感を重視するならルシェロフロスが選びやすいです。どちらも自分が実際に使ってきたフロスです。

Q. フロスが毎回同じ場所で切れます。
A. 毎回同じ場所でフロスが切れる場合は、詰め物・かぶせ物の段差やむし歯、歯間の形態などが関係していることがあります。一度歯科医院でチェックしてもらうと安心です。

まとめ

フロアフロスの特徴まとめを説明する歯科医師

フロアフロスは、384本の繊維がフワッと広がり、「歯ぐきの中にひそむプラーク」を狙って作られたデンタルフロスです。汚れが取れた実感と歯ぐきへのやさしさを両立していて、自分が毎日使い続けている理由もそこにあります。

歯ぐきのケアを重視したい方の1本目として、自信を持って正直におすすめできるフロスです。使い方や歯ぐきの状態に不安があるときは、かかりつけの歯科医院で相談しながら取り入れてみてください。

参考文献・出典

コメント

タイトルとURLをコピーしました