みなさん、こんにちは。
歯科医を約10年やっている「やす」です。
やすのデンタルブログでは将来口の中のことで困る人が少しでも減るように、自分の知識や考え方を分かりやすく伝えていければと思います。

突然ですが、みなさん歯を失った時のことを想像したことがありますか?
特に若い人は、そんなこと考えたこともない人が多いのではないでしょうか。
歯を失えば失うほど美味しくご飯が食べれなくなったり、日常生活の質(QOL)が著しく下がります。
- 少し口の中に興味を持った
- 歯磨きやデンタルフロスを使う習慣がついた
- 歯科健診に行くようになった
- 自分に合う歯ブラシ、デンタルフロス、歯磨き粉などを見つけた
- 口の中の不安が減った
こんな人が増えるように頑張ってブログを書いていきます。せっかくの人生、将来みなさんが口の中のことで困ることなく、歳を取っても自分の歯で美味しくご飯を食べ元気に過ごせるように、現役の歯科医師として少しでも役に立てたら嬉しいです。
では見ていきましょう!
プロフィール

- 30代後半の現役歯科医師(歯科医師歴約10年)
- オフィビルや住宅街の歯科医院に勤め、子供からお年寄りまで数多くの患者さんを治療
- 保険治療から自費治療まで幅広く手掛ける
やすのデンタルブログで目指すこと

1番の根幹はサブタイトルにもありますが「将来歯のことで困らない人生にしよう」です。
そしてそこに大きく影響するのか「自分の歯を失うこと」だと思います。

みなさん、歯を失う原因なんだと思いますか?

つまり歯周病と虫歯を予防することができれば、大きく歯を失うリスクを下げれるわけです。

歯を抜いたらインプラントでもすればいいんじゃない?
確かに歯を抜いた場合も、義歯(入れ歯)やブリッジ、インプラントなどの治療法はあります。
しかし、これだけは声を大にして伝えておきます。

自分の歯以上に優れているものはない。失ってから気付くのでは手遅れだよ
歯を失う人を減らす。そして長く自分の歯で美味しくご飯を食べたり、質の高い生活を送れる人を増やす。それがこのブログで達成したいことですね。そのために出来ることを色々書いていきたいと思います。
歯の知識を0→1に

- 今までどんな治療をしてきたか分からない
- 被せ物の種類があるなんて知らなかった
- 治療法がいくつかあるなんて聞いたこともない
そんな声も多くいただきます。

昔って先生の言うことは絶対というイメージがありませんでしたか?
今は昔よりもインフォームドコンセントが重要視されています。
インフォームド・コンセント(英: informed consent)とは、「医師と患者との十分な情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念[1]。 医師が説明をし、同意を得ること。 特に、医療行為(投薬・手術・検査など)や治験などの対象者(患者や被験者)が、治療や臨床試験・治験の内容についてよく説明を受け十分理解した上で(英: informed)、対象者が自らの自由意志に基づいて医療従事者と方針において合意する(同意する)(英: consent)ことである
Wikipediaより引用

簡単に言えば歯医者さん側は治療に関することをしっかり説明する、患者さん側もしっかりそれを理解する。そしてお互いが納得した状態で治療を進めて行くっていう感じかな
しかし現実問題、忙しい歯医者さんだったりすると説明が少し不十分になったり、また患者さんも1回説明を聞いただけでは十分に理解するのって難しいかと思います。
このブログを通して最低限みなさんの歯の知識を0→1にしてもらえれば
- 今までどんな治療をしてきたか分からない
- 被せ物の種類があるなんて知らなかった
- 治療法がいくつかあるなんて聞いたこともない
そういった事を防ぎ、歯医者さんに行った時に先生の説明が理解しやすかったり、後から後悔する人を減らせるんじゃないかなと思っています。
70〜80点を目指そう

普段診療していると、点数化するなら30〜40点くらいの患者さんがたくさんいるなと感じています。
それは歯医者さん側の問題も大いにあるのだと思いますが、患者さん側もあまり自分の口の中のことを考えてこなかったと言う側面もあると思います。

日本は歯の定期健診に行く人の割合が少ないね
そして30〜40点のままで年齢を重ねて行くといずれ歯周病になり、虫歯になり、歯を失い、どんどん生活の質が落ちて行く人を自分はたくさん見てきました。

突然ですが、歳を取ってからの楽しみってなんだろう?
もちろん色々な趣味などはあると思いますが、多くの人にとって「美味しくご飯を食べること」って歳を取ってからも楽しめ、生活を豊かにしてくれることだと思います。そして「口」は食べ物を食べる時に最初に通る重要な場所です。そこにトラブルがあったら嫌ですよね。
このブログを通して最低限の歯の知識を身につけ、歯医者さんに行った時にもその知識を役立ててもらい、より多くの人が歯に関して70〜80点くらいが取れるよう歯科医師として手助けできたらなと思います。
みなさんにやってほしい事3選

歯に関して70〜80点を目指そうと言う話をしましたが、具体的に何をしたら良いか分からない人が多いと思います。
これが絶対に正解というわけではないですが、現役で歯科医を10年くらいやっている自分が考えるみなさんにやってほしいことを3つ挙げたいと思います。
- セルフケア(歯ブラシとデンタルフロス)
- 定期健診に3〜6ヶ月に1度行く
- なるべく自費の材料で歯を治す

正直この3つをしっかり意識して実行していればそう簡単に歯を失うことはないんじゃないかな
3は費用が絡んでくるので難しさも出てくるかと思いますが、1と2に関しては誰でも出来ることかなと思います。
100点を目指すとなると、色々難しいことも出てくると思うので、より多くの人が歯に関して70〜80点に到達し、将来口の中のことで困る人が減れば嬉しいなと思います。
まとめ

歯の知識を最低限身につけ、自分の身は自分で守ろう。
今回はこの「やすのデンタルブログ」について書きました。
将来口の中のことで困る人を減らす→自分の歯を長く使える人を増やす
- セルフケア(歯ブラシとデンタルフロス)をしっかりやる
- 定期健診に3〜6ヶ月に1度行く
- なるべく自費の材料で歯を治す
主にこのブログではその3つのことをみなさんに実行してもらうために、自分の知識をなるべく分かりやすく色々な形で伝えていければと思います。

自分もブログに関しては初心者なので、これからみなさんと一緒に成長していけたらなと思うよ
このブログを読んで少しでも将来口の中のことで困る人が減ったら嬉しいなと思います。
ではまた!
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